'58 Chevrolet Corvette (C-1)
50年代のアメリカは、まさに自動車王国であった。しかし、豪華で快適なセダンが多く、スポーツカーに関しては、ヨーロッパ勢に明らかに遅
れをとっていた。そこで1953年に登場したのが、Chevrolet
Corvette(いわゆるC-1)である。車体を軽量にするためにボディーはFRPとし、サイズも最小限度に切り詰めた。
エンジンは、当初3.9LのL6エンジンであったが、2年後に登場した Ford
ThunderBird
がV8の312cuin(4.85L)エンジンを積んでいたのに対抗するため、Chevrolet製の 265cuin(4.3L)V8エ
ンジン を搭載して対抗した。
この車は、ドイツラベルのキットを組んだもの。素組じゃつまらないので、AMTのBel Airに入ってい
た Big-Block
エンジンを押し込んでみた。違うメーカーのパーツなのにそのまま載せることができたのがちょっと不思議?
エアクリーナーが上部には載らないので、インジェ
クション仕様にした。
発電機はなぜかキットに入っていた新しげなものを
使用。Vベルトは、1mm角棒でそれらしく。
プロペラシャフトは高速対応のつもりで
分割式に改造した。
ボディー色は、グリーンゴールド。コルベットのインテリアは、ボディーと同系色になっていることが多いのでグリーン系でまとめておいた。