原子力潜水艦 「やまと-II」をつくる(4) -完成-
1年ほど制作が停まっていたが、ようやく
完成!!
S8G型原子炉が大きいので、
アステュート級
と同じように船体上部に収容バルジを設けている。
なお、セイル部に整流フィンを追加した。海江田艦長が「
実際のデータは、予想をはるかに上回っている
」と述べているが、
エリアルール
効果を狙って新造時から艦体を絞っていた(。
原子炉区画
に物資搬入ハッチと非常脱出口をつけてみた。
斜め上方から。
世界の潜水艦シリーズの イ-400 を洋上モデル化したので、空いた台を利用した。下半分は、自作デカール。
セイル部のアップ。レーダーと非貫通型潜望鏡は、真鍮線とパイプによる自作。
原子炉区画
は、船体の延長部と同じ長さを想定している。
劇画版の「やまと」とは、船体形状を変更している。
文庫版コミックの後書にも「『やまと』の船体形状では、50kt以上のスピードを得ることは不可能。」とあるので、ジェット戦闘機 でも採用されている[
エリアルール
]を設定して抵抗を軽減した。
エリアルール … 気体や液体中を高速移動する際に、
断面積
を一定にすると抵抗が最小になるという理論。